生存率0.3%をどう見るか。起業の成功について考えてみた。

起業

起業の生存率、つまり起業して生き残った確率なのですが、なんとこれが20年で0.3%だと言われています。

つまりこれは、起業したはいいものの20年後にはそのうちの99.7%が廃業もしくは倒産に追い込まれているということです今回は起業の生存率ついて考察してみましょう。

併せて起業とは何か?の記事もチェックしてみてください。

この記事における生存率のデータについて

良く調べてみると、この生存率のデータは、出所があいまいで正確性に欠けるもの記録として残っているものは少なく、雰囲気で拡散しているような数値もあります。

ちなみに私の出してきた数値は2017年3月12日付日経ビジネス内慶応・ビジネススクールの記事から引用しています。とは言え、その紙面上で株式会社メディカルデータビジョン代表取締役である岩崎博之氏の発言内容として載っているもので、データの根拠は書かれていません。

とはいえ、あまりに現実とかけ離れた数値を発言するわけはないのが常識的な考え方。ここではその20年で0.3%という数値を採用しています。

簡単に言えば、ほとんど潰れる。という意味合いでとらえてください。

起業は99%失敗するという現実

起業を思いとどまりたくなる数値です

今起業を考えている人にとって、このデータは完全に逆風ですよね。20年後に生き残っている企業は0.3%だというのですから、とてもの事そこに自分が入っていけるわけはないと思ってしまっても無理はありません

そしてそれは、きっと正解です。というのも99.0%が失敗するのですから、失敗側に回る確率が高いのは、もはや言うまでもないこと。

あなたの起業は失敗します、きっと失敗しますほぼ確実に、失敗します

そういう意識を持っていてください。

起業を辞めるべきなのか?

ほぼ失敗するとわかっていても、果たして起業をするべきなのか?それとも、失敗するとわかっている以上起業をしない方がいいのか?

これについては明確な答えがあります、そう、ほぼ失敗すると分かっていて起業を躊躇するならば、起業なんてしない方がいいのです

というのも、その程度の数値で躊躇する人は、きっとモチベーションが低いのです仕事つらい、上司に命令されたくない、きっとそんな理由で起業を考えているのでしょう、だったら企業ではなく転職すればいいのです。

ただ単に一国一城の主になって社長さんと呼ばれたいのかもしれませんしかし、それを目的にしているのならば、何も平社員のままでもそれなりのお店に行けば、勝手に向こうから社長さんと呼んでくれます。

別にこれは、馬鹿にしているわけでも冗談を言っているのでもありません。もし躊躇したならやめるべきです

というのも起業とは、とにかく成功するためにするものではないのです。起業する明確なモチベーションのもと起業して、その結果成功することを目指すものだということを忘れてはいけません

起業の理想と現実

失敗を前提で起業できるだけのモチベーション

起業は失敗します、成功者なんてほとんどいません。しかし、本来起業とは、先ほども書いた通りですが、成功することだけを求めてやるものではないはずなのです

そこには、将来に対する希望や夢、そんなモチベーションがあるはずなのです。たとえば、世の中の人に役に立つサービスを提供したいとか、社会に対して革新的なアイデアで革命を起こしたいとか、自分のアイデアのすばらしさに起業せずにはいられないなどもあるでしょう。

そしてその結果、それが成功することを夢見る、それが起業の本来の姿です。そう、それはある意味、自分の理想と才能とその結果導き出された夢に対するチャレンジであり、ある意味ギャンブルにも等しい行為です

それでも自分の夢をかなえたいから、願いをかなえたいから。失敗してもかまわない。それくらいのモチベーションがあって、はじめて企業という選択肢を選ぶべきなのです

とはいえ、現実は甘くない

起業というのはそういったモチベーションによってするものだ、だから失敗を覚悟で踏み出せる人だけするべきだ。

と、言われても、現実はそれほど甘くないのも事実というのも起業にはそれ相応のコストがかかりますし、何より起業をすることでかかるそのコストというのはたいていは借金によって賄われてしまうものだからです。

ですので、失敗はイコール借金まみれの生活を意味します。いくらそこに夢があっても、希望を抱いていても、それに基づくモチベーションがあったとしても、借金まみれの生活が簡単な生活ではないことはわかるでしょう。

そこに妻がいたら、子供がいたら、養うべき両親がいたら。夢でご飯を食べることができない以上、それは生半可な決意で出来る事ではないのです。

それでも起業を勧めたい

時代の変化は確実に訪れている

起業は夢や希望をもって失敗を前提にするべきだ、しかし失敗は生半可な覚悟で受け入れられるものではない。これは起業における不文律で、絶対に覚悟しなければいけないこと。

だったのです、つい最近までは。しかし、時代はいやおうなく変化をし、その速度は21世紀に入ってからは常識では考えられないほどにその速度を上げ、社会から数多くの常識を奪っていきました。

それは起業についても同じことです。というのも、インターネットが発達し、ネットを介して様々なことができるようになったこの時代において企業はそれほどお金のかかる事ではなくなったのです。もちろん公的な登記にかかるお金などは変わりません。

しかし、初期投資の激減ぶりは顕著です考えてみてください、もしあなたが起業をしようとした場合、そこにインターネットというものが存在しなかったら、かなりの初期投資が必要ですよね。

事務所の賃貸借契約に始まり、事務所内の設備投資、雇用、そして事務所の維持費に光熱費。それ以外にもこまごまな雑費や交際費も入れればかなりの出費は覚悟しなければいけません。しかし、これがインターネットの広まった世界ならどうでしょう。

もしあなたがインターネットを介して起業した場合、まず事務所は必要ありません、職種によりますがその気になれば家にパソコン一台あればいいのです当然家賃も光熱費も必要ない、というか家で生活するのと変わりません。

インターネットの出現とその世界の繁栄は、起業にかかるお金のけたをいくつも下げてくれたと言って過言ではないのです。

だとすればチャレンジするべきです。

インターネットのおかげで、起業に対するコストの低下はチャレンジのハードルを下げてくれます。しかも、インターネットを使えば、いま働いている仕事を辞めずに起業し、その経営を本業がなくても生活できるまでに育てることもできます

こうなればもう、失敗時のリスクはかなり軽減しますよね。だったら、チャレンジすべきです。確かに、起業した人の99.7%は20年後には失敗するというデータはあります、しかしそれはあくまでも1度のチャレンジでやめてしまう人がほとんどだという現状があるのです。

しかし、インターネット時代の低リスク起業が定着すれば、きっとその数値も大幅に変わるでしょうというのも、コストがかからずリスクの低い起業であれば、成功するまで何度でもチャレンジし続けることだって不可能ではないからです。

それこそ、本業でしっかり稼ぎながら副業でも起業を繰り返すことだって不可能ではありませんそうなれば99.7%が失敗するという数字はむしろ、あなたの背中を押してくれる数字人だってなってくるはずなのです。

というのも、それはつまり失敗を恐れないという気持ちに通じるからです。考えてもみてください、起業に挑んだ人の99.7%が失敗しているんですよ?だとしたらあなたが失敗したってなんにも不思議ではなく、むしろ当たり前ではないですか。

失敗を恐れずに起業するという点においてこれほどありがたい数字はない、そんな風にさえ思えてくるはずです。

チャレンジできるならするべきなのです。

ネット起業によって起業の低コスト化が進み、そのハードルが低くなったとしても、やはり失敗は嫌なものです。しかし、もしあなたの胸のうちに起業に対する熱い思いがあるならば、失敗してもコストとしてはそんなにダメージを受けない今の時代において、失敗を恐れる理由なんかないはずです。

たしかに、うまくいく確率は低いのでしょう、失敗が前提になるのは間違いありませんしかし、何度かチャレンジするたびに、何度も挑んでいくうちに、あなたが0.3%に入る可能性だってどんどん増えていくのです。

そして失敗は経験となり、きっと起業してからの歩みも、だんだんと堅実になって行くことでしょう。何度も言いますが、起業は失敗が前提です、ほとんど成功には結び付きません

しかし、時代があなたの背中を押してくれます、インターネットがあなたに可能性を与えてくれています。だったら、この低い成功率を自分の力で上げてやるんだくらいの意気込みで、起業に挑戦してみることを私はお勧めしたいと思っています。

いくら生存率が0.3%でも、あなたの心に1000%の情熱があるのなら挑んでみるべきなのです。

ピックアップ記事

関連記事一覧

ABOUT

東京のベンチャー企業で働くアラサー男子です。好きなものは音楽とウーロンハイ。今を生き抜くためのカギ、“副業”についてのアレコレを発信していきます。