副業で多用されているSOHOとは?

副業

副業を探している時によく見かける言葉に、「SOHO」というものがあります。

SOHOとは

SOHOとは「Small Office Home Office」の略であり、小さな事務所や自宅を仕事場として活躍する人たちを指しています。このような人たちはインターネットなどの情報通信ネットワークを駆使して自分たちで仕事を探したり依頼を受注しており、誰かに雇用されているのではなく個人事業主として仕事をしているところが特徴です。このため、雇用されない働き方の代名詞として利用されている場合もあります。

また財団法人日本SOHO協会による定義としては、「情報通信技術を活用して事業活動を行っている従業員10名以下程度の規模の事業者」だとされています。このため個人で仕事をしている人だけではなく、10人未満の企業が本人の判断で名乗っているというところも少なくありません。ちなみに定義にある10名以下はあくまでも目安となっているので、数値そのものは絶対ではないようです

ちなみにSOHOの職種にはクリエイターやフリーランスがあるほか、ベンチャーや有資格者、在宅ワークなどが対象とされています。

ここで注意しておきたいのが、個人事業主であってもインターネット上にお店の広告宣伝を出しただけではSOHOと判断されないところです。SOHOはあくまでも仕事を受注して作業をこなす人や職種を対象としているので、広告宣伝は対象とされていません。ただしインターネットでの通販サイトなど、通販専門店を経営している場合は情報通信技術を活用していると判断されるため対象となります。

またSOHOをする上で必要とされるスキルは、自分たちが専門とする仕事の内容によって異なります。ただしパソコンを使って企業とのやり取りや作業をしていくので、最低でもパソコンに関する知識や技術、エクセルやワードに関するスキルは身につけておいた方がいいです

SOHOでは自分のスキルを売って仕事をもらう形になるので、自分のスキルでどのような仕事ができるのかを事前に把握しておく必要があります。その上で自分に合った仕事を受けたり、自分ができる仕事とできない仕事を区別しながら実績を積んでいく方が重要だと考えられています。

メリット

SOHOとして働く強みは何と言っても、自分たちで選択した仕事を自由にできるところにあります

雇用されるスタイルの仕事の場合は与えられた仕事をこなすのみですが、SOHOの場合は企業の依頼を自分たちの判断で受注して業務を行います。このため自分たちで受注する仕事を選べるようになっていますし、受注する企業そのものを選定することも可能です。受注した仕事も納期に間に合えば自分のペースで好きなように進められるので、スケジュール管理が自由にできるというところも強みとされています。

またSOHOは自宅での仕事が可能なので、通勤の手間やコストがかからないというメリットが挙げられます。そして自宅での仕事であれば人間関係のわずらわしさもありませんし、そもそも服装や髪型に関する規定もないので自由なスタイルで仕事ができます。

このように自分たちで自由に仕事ができるというところが、SOHOならではの強みやメリットとして注目を集めているのです。

デメリット

ただしメリットだけではなく、デメリットもあります。

例えば、主とする業務以外にも営業や経理などの業務が発生する点が挙げられます。SOHOは企業側から仕事を発注してもらわなければ受注できないため、まずは企業に対して自分たちの仕事を営業しなければいけません。その上で受注した仕事の報酬などを計算したり、利益や運営に関するコストなども考えていく必要があります。つまり事業主としての仕事も業務として追加されるので、単純に作業をこなせばいいだけではない責任感を伴うわけです

またSOHOの仕事は、基本的に自己責任です。労働基準法も適用されませんし仕事の報酬も安定しないので、給与や収入面で毎月決まった金額をもらえるというわけではありません。このため月によっては非常に儲かったり儲けがほとんどないこともあり、家族がいる場合には家族にその点も含めた仕事に関する理解を求める必要があります。

 

多用される理由

これらのデメリットはメリットに伴ったものなので、理解しておけばそこまでデメリットではないと考える人もいます。副業でSOHOが多用される理由とは何かというと、在宅ワークやフリーランスとして副業にできる点が指摘されています。

そもそもSOHOは誰かに雇用されるわけではないので、正規の仕事ではなく副業として利用している人も少なくありません。このため企業から独立するという方法以外にも、お小遣い稼ぎやちょっとした副業としてSOHOという働き方を利用する人が増えています。

実際にクラウドソーシングサービスの中でも、副業としてSOHOの仕事を紹介しているところは多いです。このため無理に独立して仕事をしなければいけないわけではなく、SOHOに興味がある場合にはまず副業として体験してみるのもおすすめされています

始め方

そんなSOHOを始めるためには、副業で行う場合と事業主として行う場合で始め方が異なります

例えば副業で行うのであれば、クラウドソーシングサイトに登録すればSOHOの仕事を始められます。この時のポイントとしては、SOHOの仕事を取り扱っているクラウドソーシングサイトに登録することです。また自身のプロフィールを編集して、スキルや経験、知識をしっかりアピールします。そうして企業側からもオファーが来るように自分を売り込んでいけば、仕事を探さなくても企業側から依頼が来るようになると言われています。

そして事業主としてSOHOを始める場合は、個人事業主としての開業届を出してサイトやブログを使って企業側にアピールします。ちなみに開業届は必ず出さなければいけないというわけではなく、フリーランスとして働くのであれば開業届を出さないという選択肢もあります。またサイトやブログ以外にもSNSを使って窓口を設けるという人もいるので、プライベートとは別にSOHO専用のアカウントを作るのも効果的です。

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東京のベンチャー企業で働くアラサー男子です。好きなものは音楽とウーロンハイ。今を生き抜くためのカギ、“副業”についてのアレコレを発信していきます。