得意を武器にするスキルシェア市場

副業

副業の人気が高まってきている中、スキルシェアという言葉も広がりを見せています。スキルシェアとは自分の持っているスキル。つまり、得意な分野に関する知識や技術を誰かに提供するということです。

自分の持っているものを売って利益を生み出す。しかも、形あるものだけではなく知識までもがお金に変わるとなればやらない手はないでしょう。

スキルシェア市場の現実

スキルシェア市場は年々その規模を拡大しており、スキルを求める個人とスキルを保有している個人をマッチングさせるアプリやサイトも数多くできています。なぜスキルシェアが人気を集めているのかというと、やはりインターネットの普及が理由としてあげられるでしょう。

多様化する生活スタイルの中で生まれた不便や理想を解決する術として専門業者に依頼するよりも手続きが簡単で納品も楽ちんなスキルシェアの需要が大きくなっているのです。こうしたスキルシェアはビジネスだけを目的に利用されているのではなく、趣味を極めたい人なども多く利用しています。

そのため、スキルシェアを仲介するアプリ、サイトでは語学学習やスポーツの指導、料理教室など実に幅広いジャンルのスキルが提供されているのです。中にはプロとしてすでにその世界で活躍している人がスキルを提供しているケースもありますが、スキル出品者はサイトに登録している一般人であることがほとんどです。

スキルシェアは副業として優秀

スキルシェアは、スキルを提供する側からすると副業にあたります。一昔前までは副業といえば家の中で造花を作ったり、ポケットティッシュに広告を入れたりする内職がメインでしたが、現在ではそうした誰でも比較的簡単に作業できるものではなく、自分だけのオリジナル性が副業の武器になっているようです。

また、自分を売りにするスキルシェアでは提供者ごとに経験や環境が違うため、同じジャンルのスキルであってもそれぞれ持っている特徴が異なります。そのため、単純に知識や技術の提供では収まらず、その個人にしかできない「個性」のような目に見えない部分までもが一種の商品として価値を持っているのです。

副業を探すならスキルシェアサイトがおすすめ

副業として株やFXへの投資で副収入を得るというのはとてもシンプルな考え方と言えます。しかし、こうした投資には元手となる資金と経済に関する確かな知識が必要になってくるので難易度は高めです。ですが、スキルシェアであればすでに自分が保有しているスキルを使って、ある程度の収入を生み出せるばかりか、投資のようなリスクもなく安心安全です

では、実際に自分のスキルも売ってみたいと思った場合どうすれば良いのでしょうか。最も簡単な方法はサイトに登録をすることです。スキルシェアを仲介しているサイトで有名なのは「ココナラ」「サイタ」「ストアカ」などです。では、一つずつ紹介して行きましょう。

coconala(ココナラ)

まずはココナラに関してです。このサイトは「スキルのフリーマーケット」を掲げており、非常に多くのスキル保有者が登録しています。登録者の具体的なスキルとしては、イラスト作成の代行やホームページの制作、ブログやアフィリエイトなどに使える文章の作成などです。ココナラの特徴としては誰かに技術を提供するというよりも自分の技術、知識で依頼されたものを作り上げ、報酬を貰うという点です

こうした特徴からココナラで行うスキルの提供は基本的に短期間、単発であると言えます。スキルの販売価格は出品者が自由に設定できるため人によって幅がありますが、数百円から数万円くらいが目安のようです。自分のスキルをお金にできるのならば十分な金額と言えるのではないでしょうか。

サイタ

次にサイタですが、こちらはココナラとは少し違います。まず、出品されているスキルを見てみると、英会話や資格取得の手伝い、家庭教師、スポーツ指導などがあり比較的長期間に渡っての指導が必要なスキルが提供されている印象です。

また、長期間での利用が見込まれるスキルには買い切りの価格ではなく、回数または時間単位での価格が設置されています。そのため、一度依頼を受けられれば長い期間の収入が見込めるでしょう。これは安定性の確保が難しい副業にとっては大きなメリットであると言えます。

ストアカ

最後にストアカです。このサイトはどちらかと言えばサイタに近いですが、あらかじめ場所と時間を決めてそこに参加者を集める「講座形式」という特徴があります。基本的な講座のスケジュールは「朝」「日中」「仕事帰り」「週末・祝日」と細かく分けられているので、参加者にとっては都合の良いタイミングで受講ができるという点がメリットです。

スキル提供者にとってもいつ誰から依頼が舞い込むか分からないというような状況が生まれないこのシステムはメリットが大きいでしょう。例えば週末だけ副業で働こうとか、明日は仕事が半休だから夕方から稼ごうといった自由度の高い副業ができるのです。

ストアカに出品されているスキルは、ハンドメイドやヨガ、お菓子作りなどの趣味を活かせるであろうスキルから、起業時や普段の仕事で役立つマナーなどのビジネススキルまで幅広いジャンルがあるので自分の得意分野もきっと活かせるでしょう。

ハンドメイド作品の販売も立派なスキルシェア

スキルシェアの定義は「得意な分野で力を発揮する」という非常にシンプルなものなので、ハンドメイド作品の販売というジャンルもスキルシェアの一部と言えます。ハンドメイド作品の販売は一般的に趣味の延長のような位置付けをされることがありますが「好きこそ物の上手なれ」という言葉が表す通り、副業は嫌々やっていても意味がありません。利益とともに本業では感じられない楽しさを追求することも重要なポイントなのです

ハンドメイド作品を売る場合、自分でサイトを立ち上げるか、仲介作業を行ってくれるサイトに登録する必要があります。この手のジャンルでは「ラクマ」「ミンネ」などが人気、知名度ともに高いサイトとしてあげられるでしょう。サイトの使い勝手に関しては両者に大きな違いはないのですが、商品が売れた際の手数料には若干の差異があるので確認しましょう。

まず、ラクマの場合、商品が一つ売れると3.5%の手数料が発生します。また、売上金を自分の口座に振込んでもらう際には210円の手数料が掛かってしまうので注意が必要です。ただし、振込金額が1万円以上の場合にはこの手数料は無料になります。

次にミンネの場合ですが、こちらは売り上げから10%が手数料として引かれてしまいます。さらに、ラクマと同様に売り上げ金の口座振り込みには210円の手数料が別途発生しますが、1万円以上であれば無料で振り込まれます。サイト自体の利用にはお金は掛からないので、副業として品物を出品する際には必要な手数料を考慮した価格設定、振り込み請求をするように気をつけましょう。

クラウドソーシングで自分を売る

スキルシェアを掲げる副業には、クラウドソーシングで自分を売るという方法もあります。クラウドソーシングとは、仕事を依頼したいクライアントと受注したいワーカーを結びつけるサービスのことです。クライアントの種類によって数百文字程度の文章作成から専門知識が必要なプログラミングまでと求められる作業、スキルは異なります。

クラウドソーシングはスキルシェアにおいて最も大きな市場と言っても良いほど人気の高い副業です。クラウドソーシングで有名なサイトには「ランサーズ」や「サグーワークス」などがあります。これらのサイトには副業としてだけではなく本職として利用する人もいるほど募集されている仕事量が多いので、安定的に稼ぐことができる副業と言えるでしょう。

副業では稼ぎ過ぎに要注意

副業はやった分がすべて自分の利益になるのでついつい熱中してしまいがちですが、半端に稼いでしまうと逆に損をする可能性があるので注意が必要です。具体的には給与所得がある人、つまりは会社員として働きながら副業で稼いでいる人の場合、副業で得た収入が20万円を超えてしまうと確定申告をしなければいけなくなります。

また、給与所得のない主婦などの場合でも38万円以上の利益が出た場合には申告義務が発生するので気をつけましょう。確定申告ですから当然、利益に対しての所得税も払わなければなりません。副業の稼ぎによってはこの税金の徴収で時間給が目減りしてしまう可能性もあるので上限ギリギリのラインを狙うのが良いでしょう

もちろん、税金なんてもろともしないほどたくさん稼いでしまえば何も問題はないのですが、1、2万円くらい超えちゃうという微妙な収入が見込まれるのであれば、経費として関連書籍や道具などを購入するのも一つの手です。

副業で月々3万円を目指す

前述で述べたように副業では税金を意識して稼ぐことが肝心で、具体的な数字としては月に3万円を目安に収入調整をするのがおすすめです。月3万円を日割りにすると約1,000円。この金額であれば本職の合間に行う副業でも十分に達成が見込めます。

とはいえ、本職とは異なるモチベーションを保ち続けることは意外と難しいので、途中で副業をやめてしまう可能性も否定できません。せっかく月3万円の収入という道筋が出来上がろうとしているのに、やめてしまってはもったいないです。数カ月後に「あの時やめなければ」と後悔しないためにも、モチベーションの維持には十分に注意をしましょう。

悩んでいるならやってみる

実際に副業をしたいと思っても、本業に多大な時間を取られているケースでは動き出せる人は多くはないでしょう。しかし、副業のあり方は大きく変わろうとしています。

例えば役所などの行政機関では所員の副業を認める流れができています。これは、行政が積極的に副業を取り入れることで、一般の企業も容認しやすくなるのではという考えから行われている取り組みです。

その成果もあってか、徐々に一般企業でも社員の副業を認める、または推奨する企業が増えてきました。今まさに「どうしようかな」「やってみようかな」と悩んでいるのであればサクッとトライしてみても良いのではないでしょうか

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東京のベンチャー企業で働くアラサー男子です。好きなものは音楽とウーロンハイ。今を生き抜くためのカギ、“副業”についてのアレコレを発信していきます。