新しいタイプの投資?ソーシャルレンディングとは

副業

ソーシャルレンディングが注目を集めているのは、それだけ大きな魅力があるからといえるのではないでしょうか。むろん、他の投資と同様に「必ず儲かる」というものではありませんので、その点については理解しておく必要があります。

ソーシャルレンディング

そもそもソーシャルレンディングとは、ネット上で、「お金を貸してもよい」という人と「お金を借りたい」という人や企業とを結びつけるというものです。ネットワークサービスの躍進が続く中、登場した新しいタイプの投資ともいえます。

ソーシャルレンディングへの関心が高まっている背景には、日銀による金融政策による影響があることも間違いありません。いわゆるマイナス金利の導入により、お金を増やすということが極めて難しくなっているのです。マイナス金利が適用されることで、企業が金融機関からお金を借りて、設備投資などをして、経済が活性化するというのが日銀や政府の目論見です。

しかしながら、同時に銀行の預貯金に対して付加される金利もほとんどつかないという事態を招いています。「貯蓄から投資へ」という言葉を度々のように耳にするようになりましたが、その流れの結果としてソーシャルレンディングの利用者も軒並み増加しているといえるでしょう

準備と心構え

ソーシャルレンディングを副業や起業で始めるという人も多くいますが、成功させるためには、しっかりとした準備や心構えが必要なことはいうまでもありません。肝心なのは、融資先の財務状況や将来性、経営者の実力などを見極めることです。高利回りであるというだけで、とびつくことで、大きな失敗を招くことになる恐れがあることも念頭におかなければなりません。

「ソーシャルレンディングでお金を借りる」という経営者や企業は、高い金利を支払ってでも、資金を手に入れたいと考えているのです普通に考えれば、僅かな金利で借りることができる銀行などの金融機関から借入をすることの方が理にかなっているといえるでしょう。でも、そうしないでソーシャルレンディングを利用しているのは、一般的に審査基準が厳しいとされる銀行などの金融機関からの借入が難しいという理由があります。

加えて、借入ができたとしても、審査にかかる時間が長いため、「直ぐに手元にお金が欲しい」というニーズに応えることが難しいのが実態です。ソーシャルレンディングが日本でも徐々に広がりを見せているのは、手軽さやスピードに応えることができるというメリットが大きいともいえるのかもしれません

「一体いくらぐらいからソーシャルレンディングは始められるの?」という疑問を持つ人もいるのではないでしょうか。それぞれの事業者によっても異なりますが、その多くが1万円程度からでも可能とされています。

少ない金額でもスタートできるというのも、副業や起業を目指すという人には見逃すことができないポイントです。株式投資やFX投資、不動産投資などがありますが、いずれもある程度の資金を用意しなければならないことと比較した場合、極めて容易に始められるというのも利用者増加につながっています。

株式投資やFX投資などに興味はあるものの、実際に取引するのに二の足を踏むという人が多いのも現実です。「値動きの予測ができない」や「忙しくて値動きをチェックしている暇がない」という人も多くいるかもしれません。

ソーシャルレンディングが選ばれるのは、値動き自体がないということにも起因しているのです。毎日の仕事や家事などに忙しいという人にとっても、安心して始めることができるということにつながっています。特段のスキルやノウハウ、テクニックも不要であり、利用者はただただ結果を待つだけです。

役割

ソーシャルレンディングが果たす役割の中には、スタートアップ企業やベンチャー企業などをサポートするという点もあります。この点についても、ソーシャルレンディングへの関心が高まる原動力になっていることは間違いありません。日本国内には、優れた才能を持ちながらも資金的な援助を受けることができないという人が大勢います。

そのような仕組みが確立しているアメリカなどと比べた場合には、立ち遅れていると言わざるを得ないのが現実です。先述した通り、日本の金融機関は、貸し倒れや倒産などによる焦げ付きを極端に懸念するあまりに確固たる実績のない企業や個人に対する融資は行わないのが通常です。そんな現実もあり、ソーシャルレンディングへの期待感が増しているのです。

人工知能やロボット社会、ビッグデータの活用などによる新たなビジネスへの取り組みが求められることを考えれば、ソーシャルレンディングの伸びしろは極めて大きいといえるのではないでしょうか。「新しい金融インフラ」として熱い視線が注がれていることにも納得がいきます。

原則として店舗に出向く必要もなく、パソコンやスマホ、タブレットなどでのネット環境さえ整えばスタートできるのが、ソーシャルレンディングです。忙しく仕事や家事に追われる会社員や主婦はもとより、現役を終えたシニアなどと誰でも参加できるというのも特徴といえるでしょう。一人一人の出資金は少なくても、それを集めることで、まとまった資金となり得ます。そしてその資金がこれからビジネスを立ち上げようという人にとっての大切な資金となっていくのです。

最後に

関わる人の全てにとってメリットがあるソーシャルレンディングについては、続々と仲介役を務める事業者の数が増えており、顧客獲得に向けての争奪戦が繰り広げられています。一方、かつてないほどの低金利時代を迎えたことで、投資先としての期待感も増しているのです。

副業や起業を目指す人にとっても、手っ取り早い方法として注目されることになっているのでしょう。新たにソーシャルレンディングを始めるという人にとっては、事業者選びもさることながら、個別案件にも注目する必要があります。目先の利益や見せかけの数字に惑わされることなく、しっかりと詳細について精査することが大切です。

とにかく、投資商品を取り扱う事業者は、顧客を獲得するためとして、リスク管理の説明が不足する傾向にあることも事実です。投資家が自ら大切な資金の運用先として厳しくチェックすることが必要といえるでしょう。

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都内のIT系企業に勤めながら副業でライターをやっています。 趣味は始めたばかりのゴルフ。

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東京のベンチャー企業で働くアラサー男子です。好きなものは音楽とウーロンハイ。今を生き抜くためのカギ、“副業”についてのアレコレを発信していきます。