サラリーマンが副業からの起業を成功させる為の3つのポイント

副業

今は会社勤めのサラリーマンだが、自分の特技や技術を生かして副業をし、将来的にはそれで起業、独立したいと考えているあなた。サラリーマンの副業からの起業には、成功するために抑えておくべきポイントがあります。気軽に始めるその前に、副業と起業について少し考えてみましょう。

サラリーマン起業3つの必須ポイント

はじめに、サラリーマンが起業する際に重要なポイントを挙げます。副業をきっかけとした起業をする際にも共通した内容です。

1.起業への強い意志と覚悟を持つこと
2.心身ともに健全・健康であること
3.明快な事業計画を作成していること

起業への強い意志と覚悟を持つ

起業する目的を明確にし、どんな困難や障壁があっても自分の力で乗り越えて目的を達成するという意思と覚悟は、サラリーマン起業にとって最も重要なポイントです。もともと個人で自営業をしている人と違い、サラリーマンの場合は会社の看板を背負いながら仕事をします。

この後ろ盾があって、自分の業務や生活が支えられていることをつい忘れがちです。独立起業すれば、それに頼らずに自分の力で業務や自身と家族の生活を支えていかなければなりません。

独立起業した会社の生存率が5年で半数以下と言われる時代です。万一起業に失敗しても、元の会社に戻れることはありません。何があっても自分の力で成し遂げる。その意志と覚悟があるか、はじめに自問してください

心身ともに健全・健康であること

独立起業したら、最初に頼れるのは自分の身体だけです。会社にいる間に自身の健康状態をチェックし、必要な場合は治療しておきましょう。

起業する自分の心身が健やかであることに加え、養う家族がある場合は家族全員が健やかであることも起業を成功させるポイントです

起業後の業務を円滑に進めるためには、家族の協力を必要とする場面が必ずあります。家族の反対を押し切っての起業は成功から遠ざかってしまいます。会社を辞める前に家族全員の起業への理解と了承が得られるようきちんと説明・説得することも必須です。

会社や社会のルールに反した副業・起業は健全と言えません。副業を始める前に、職務規定など会社のルールに触れないことを確認しておきましょう。

副業・起業により、これまでの人間関係や人脈が損なわれては起業の成功の可能性は低くなってしまいます。

明快な事業計画を作成する

明快な事業計画は、起業にとって必須の要素です。会社にいる間に何をどれだけしておくか、どの時点で会社を辞めて起業をするかを、自他に対して明確にしておくことです。 

会社にいる副業期間、起業後3〜5年の中期を目安にした事業計画を必ず文書で作成し、家族や相談できる人に内容をチェックしてもらいましょう。誰でも理解できる内容であることが重要です。

事業計画を支える要素でも重要度の高い資金計画は、現時点をスタート地点として、厳しくかつ具体的に考えて文書化しておきましょう。目標設定の高さよりも、実現の可能性が高いことが大切です

周囲の環境が変化しても、長期に渡って目的が実現できる計画が必要です。万一起業後思うような成果が出せなかった場合、事業から撤退するタイミングと損益の目安も考えておくべきです。

サラリーマン起業の注意点

副業をきっかけとした起業には、大きく分けて2通りあります。

ひとつは将来的な起業を目的として、副業を開始するタイプ。もうひとつは、副業を始めた結果が起業に結びつくタイプです。

ここでは、前者を目的型起業、後者を結果型起業と呼びます。それぞれに副業開始、起業独立の考え方の特徴や、タイミング、ステップごとの注意点があり、心構えも違ってきます。前出の起業の3つの必須ポイントに基づいて、それぞれのタイプでの注意点や行動内容を考えます。

目的型起業

将来起業することを前提に、会社にいる間に副業の形で計画的に準備を始める目的型起業の場合、起業の意志・覚悟の確認は明確な場合が多いでしょう。

副業を始める時点で自身の健康管理を心がけること、副業段階を盛り込んだ事業計画を最初に作り上げ、将来のことも含めて家族には丁寧に根気強く説明・説得をして予め理解・了承してもらっておくことが大切です

事業計画では「会社にいる間にどれだけのことをしておくのか」という短期の計画が重要です。準備段階としてすることは、起業に必要な知識やスキルを身につけるための講義やセミナーへの参加、資金調達計画、業務の内容を誰にでもきちんと説明できる事業計画づくりです。

「副業は起業の第一段階」と考えて事業計画のスケジュールに盛り込み、副業期間中の実施内容と、到達目標を明文化しておきましょう。「この時点で、ここまで出来ていたら会社を辞める」というポイントが自分にも家族に対しても明らかであれば、独立時の不安や反対を小さくできます。

結果型起業

気軽に始めた副業が想像以上の成果や収入につながり、独立して事業にする「結果型起業」の場合は起業準備のスケジュールや、考え方が前出の目的型起業と異なります。

一番大きな違いは起業計画をスタートするタイミングです。「結果型起業」の場合、独立起業を考えた時点ですでに副業を始めていて、一定の結果が出ている前提です。これには大きなメリットとデメリットがあります。

メリットのひとつは気軽に副業を始められることです。改まって事業計画などを考えなくても、自分の知識や特技で「これをして、お小遣いになったらいいな」と始められます。会社の仕事や家族との時間を大切にしていれば、強い反対にあうことも少ないでしょう。

但し気軽な副業であってもルール厳守は必須です。始める前に今いる会社が副業を認めているのかどうか、職務規定を確認し、話のできる相談相手に、会社として許容される範囲を確認しましょう。

重要なポイントは起業を考えはじめた時です。副業が軌道に乗り、想像以上の成果が出ているので、独立起業へ移行しやすいです

しかしここには「結果型起業」のリスクも共存しています。成果があがっているので「これだけでやって行けそう。」と思いがちですが、それだけで安易に起業へと踏み切っても失敗する可能性があります

この時点で、起業の3つのポイントを真剣に考え直してください。目先の成果に惑わされず、中長期で考えても継続して事業として成功する見込みがあるかを、冷静かつ客観的に判断する必要があります。

きちんとした事業計画を策定し、覚悟の程を自身に確認した上で、家族にも改めて独立起業の了解を得ておくべきです。起業の意志と覚悟を確認し、家族の同意が得られれば、上記の「目的型起業」と共通のステップになります。

特に、「会社にいる間に何をしておくか」の到達目標と、「いつまでに、こうならなければ撤退する」という目安は設定して明文化してください

会社にいる間にしておくべきこと

2つのタイプの起業に共通するポイントですが、使える会社のリソースや社員としての権限はルールの範囲内で最大限有効活用すべきです有給休暇などの時間的なもの、自己啓発を含めたスキル向上の機会、共通・類似する分野での起業であれば会社在籍時の人脈などもそうです。

業務上知り得た情報等は、職務規定や暗黙のルールとして持ち出し、他用が禁止されていることがほとんどですが、社員本人が身につけたスキルは管理対象になりません。専門技術、ノウハウ、語学でも吸収できるものは会社にいる間に身につけておきましょう

まとめ

今回は、サラリーマンが副業をきっかけに起業する際のポイントをご紹介しました。副業を経て起業を志しているようであれば、今からどんな準備や計画を始めるか、ぜひ一度熟考してみてください

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東京のベンチャー企業で働くアラサー男子です。好きなものは音楽とウーロンハイ。今を生き抜くためのカギ、“副業”についてのアレコレを発信していきます。